家庭教育支援協会
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活動報告

家庭教育支援協会・座談会(横浜)が開催されました!

 さる平成24年1月28日(土)と2月4日(土)に、八洲学園大学に於いて、神奈川県教育員会ファミリー・コミュニケーション運動の一環として『「家庭」をしあわせにする家庭教育支援・座談会 ーみんなで話し合おう、家庭の問題・家庭教育ー 講座が、今年も開催されました。


1月28日(土)
講演1 講師:平林直人先生 「父から子供に伝えること」
講演2 講師:八木由紀先生 「コミュニケーションは取れていますか?−子どものSOSに気付かない親たち−」
座談会 コーディネーター:和田みゆき先生

2月4日(土)
講演1 講師:嚴錫仁先生  「現代家族のゆくえ−伝統と現代的価値の間で揺れ動いている韓国家族」
講演2 講師:松本美佳先生 「心と体を癒す家庭と家族のケア」
座談会 コーディネーター:平良直先生


 まずは、1月28日の講演のご報告です。

 講演1の講師:平林直人先生は「父から子供に伝えること」と題し、父親と母親の役割の違いをご自身の経験を交えながらお話をされ、母親は子どもとの距離が近く、関係的には「恋愛関係」であるのに対し、父親は子どもとの距離が遠く、関係的には「友達関係」であるとの考えを述べられました。

 また父性という観点から、主に父親は「社会に出る準備」を子どもに伝える役割があるが、昔はその家それぞれに「家訓」というものがあり、その家の習いに従って父親は子どもに社会に出てゆく準備をしたが、現代は核家族化が進み「家訓」というものが忘れられつつあり、親の考えが子どもに伝えにくいことに着目されました。ご説明の中で、平林先生から「自分の祖父母の名前が言えますか?」という質問があり、私自身父方の祖父の名前が言えない自分に気付かされました。このように、もしかすると数年後自分の孫が自分の名前を知らないという事も有りうるという指摘に、会場からは動揺した声が聞こえてきました。

 まずはそれぞれの家庭で「家訓」を考えてみませんか?そういった提案に、我が家でも早速「家訓づくり」に取り掛かっているところです。


 講演2は、八木由紀先生による「コミュニケーションは取れていますか?−子どものSOSに気付かない親たち−」でした。

 八木先生は、静岡県内の中学校で教育相談をする中で出てくる、「親から挙がってくる悩みのBEST5」を紹介し、そこから見えてくる親子のコミュニケーション不足を指摘されました。親に必要な「力」とは?子どもに必要な「力」とは?心理学的見地からのお話も交え分かりやすくそれぞれに必要な「力」についてのお話をされました。また親に必要な「聴く力」については実際にペアになってロールプレーも交えながらの説明に、会場から頷きの声も挙がっていました。

 八木先生から「今日からできるブリーフコミュニケーション」ということでご提案いただいた「き」(聴く)「ま」(待つ)「つ」(伝える)「て」(丁寧に)「す」(すぐに)「と」(とことん)は、覚えやすくいつも心に留めて実行できそうです。


 座談会では、和田みゆきコーディネータを中心に、講演されたお二人に対する意見交換や質問がされました。
 その1つに「現在9歳のお嬢さんが今後思春期を迎える時、父親としてはどのようにコミュニケーションを保てばよいのか、そのコツなどを教えて欲しい」という質問がありました。八木先生のご家庭では、お父様がご帰宅された際、必ずハイタッチをして思春期のお嬢様とコミュニケーションを取っていらしたというご経験談をご披露下さり「父親とのコミュニケーションは、工夫次第である」というアドバイスがありました。

 以上が第一日目の講演の様子と報告です。
 報告者は、事務局長の坂本由紀子でした。