家庭教育支援協会
トップページお問い合わせサイトマップ

活動報告

家庭教育支援講演・座談会(横浜)が開催されました!

 さる2月4日(土)に、神奈川県教育委員会ファミリーコミュニケーション運動の一環として、〜「家庭」を幸せにする家庭教育支援・座談会2012〜の第2回目の家庭教育セミナーが、八洲学園大学にて、開催されました。

 前回1月28日「子育て・子供教育を考える」のテーマで行われたセミナー同様に、会場は講師の先生のお話に、熱心にうなずきながらメモをとる受講生の姿が見られました。

 今回のテーマは「家族の絆・家族愛を考える」。講師は、協会副理事長の嚴先生、同理事の松本先生で、それぞれ別の切り口でお話くださいました。

 嚴錫仁先生からは「現代家族のゆくえー伝統と現代的価値の間で揺れ動いている韓国家族」と題して、韓国の家族の現状とその課題について独自の観点からお話いただきました。急激な経済成長の陰で、さまざまな価値の葛藤が起きています。たとえば、韓国は儒教の国ともいわれますが、祖先を敬う伝統と一神教としての神を敬う教会が、現在のソウル市内では、混在しています。とはいえ、日本のお正月にあたる春節では、人口の三分の一が、帰省する伝統は今も変わりません。

 また、韓国の受験競争の激しさは、日本でも報道されましたが、その反面、礼節を学ぶ学校にも多くの子どもたちが通います。

 このように、「非同時的なものの同時的共存」と嚴先生はおっしゃっていましたが、その狭間で揺れ動いているのが韓国の家族模様のようでした。

 終了後、会場からは、韓国の家族法についての質問や、日本の皇室についての質問など、幅広い質問が飛び交っていました。二国は、近い国であるにもかかわらず、家族に対する考え方に違いのあることを知り、参加者たちも「えー」と驚いたり、うなずいたり、家族について見つめ直すよい契機となったようです。

 続いて松本美佳先生は、「心と体を癒す家庭と家族のケア」と題してお話くださいました。家庭は、休息の場であり、エネルギーを蓄える場である。そして、家族は自分をありのまま受け入れてくれる場である。だから、そういった場を大事にすることは、すなわち日々の生活を丁寧に過ごすことであり、それがケアであるというお話でした。

 家庭生活で行うケアのポイントは「ふれあう」ことにあるようです。そのとき、相手に呼吸を合わせ、心を伝えることが大事。ということで、実際二人一組になって、背中をなでて、心が伝わることを体験しました。
 

 最後に童謡「ちょうちょ」を歌いながら、相手の背中を撫でたり、押したりして、心地よい時間を過ごすことができました。

 みなさん、穏やかなとてもよい表情で、お話を聞き終えていました。

 会場中、ラベンダーやローズウッドなどのアロマのいい香りに包まれ、ダイレクトに触れなくても香りに触れることもケアされることだと実感しました。


 座談会では、コーディネーターの平良直先生が、それぞれの講師の先生のお話についてまとめてくださったあと、会場からの活発な質問の橋渡しをしてくださいました。

 立春の日の今日、会場内も家族の春を感じさせるような、穏やかな中にもみなさまの熱意の感じられる講座となりました。

 先生方、ご参加くださいました皆様方、お疲れさまでした。

 本日、いらっしゃれなかったみなさまも、次回はぜひおいでてください。きっと何か得るものがあると思います。

 それでは、寒い日が続きますが、どなた様もお風邪などひかれませんよう、ご自愛ください。

 報告は、理事、二川早苗でした。